こんにちは。
夫婦でサイドFIREを目指しているまこ&みゆの
「まこルーム」へようこそ。
今日はサイドFIREを目指すにあたり
読んできたお金に関する本の一冊をご紹介しますね。
「ほぼ日手帳」で有名な糸井重里さんの邱永漢さんとの共著
『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』
です。
お金をちゃんと考えることから逃げまわっていた私たち
『 お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ 』を手にした時の私たちは、
恥ずかしながらタイトル通り、
「お金をちゃんと考えることから逃げまわって」いました。
子供もいないので教育費の負担もなく、
賃貸アパートで、住宅ローンの心配もありません。
漠然と「無駄遣いをしなければ、何とかなるのではないか」と考えていた
ごくごく平均的な年収500万円の40代夫婦です。
でもこの本を読み、まずは「お金を知ることから始めよう」と
お金に関する情報収集を行うきっかけとなった一冊です。
そしてその延長上に
「サイドFIRE」というライフスタイルがあることを知ったのです。
「球面体としてのお金」 って?
お金は入ってくるお金と使うお金がある。
邱永漢さん
両方合わさって球面体のようになっているから、入るお金と使うお金がまるく収まっていないとお金ではない。
入るお金と使うお金がまるく収まるという
「球面体としてのお金」ということを考え始めたのは、
この本にあった邱永漢さんの文章を読んでからです。
サイドFIREを目指すというと、
ついつい節約や倹約に走りがち。
でも夫婦にとって「気持ちのいいお金の使い方」を意識してこそ、
「勾玉」のように球面体になることを学びました。
そして遠くまでコロコロと二人で転がり続けるためには、
入るお金と使うお金のバランスこそ大切だと
気づかせていただきました。
一番ほしいものは「人 」
お金を得るよりも、大事な人を見つけるのが先。
糸井重里さん
一番ほしいものは人。人間はものすごく値段が高い
「お金を得たときにやることが分からないのに、お金を欲しがってもしょうがない」
と、この本の中で糸井重里さんは言います。
「ものすごくたくさんのお金がないと、本当に信頼のできる人たちは集められない。」
「だから一番ほしいものは人であり、そのためにお金を得たい」と。
「お金よりも大事な人を見つけるのが先」ということを
私たち夫婦も日々の生活の中で実感しています。
先ほどの 邱永漢さんがおっしゃる「球面体としての人生」と
「 お金を得たときにやりたいこと」を共有できる
大切なパートナー。
サイドFIREを最速最短で達成するのが目的ではなく、
その先の「こういう生活を送りたいよね」というビジョンを
共に描ける大切な人。
真っ赤なマニュアルのロードスターがけん引する
キャンピングトレーラーで「日本一周旅行」をしたいという
2人の夢をかなえるために、
お金についての情報を集め始めるきっかけとなった
思い出の一冊です。
「恋愛」と「お金」との思いがけない共通点
「恋愛はしたくてしょうがないけれども、失恋はしたくない」という感情を、
邱永漢さんはお金に抱く複雑な感情に例えています。
お金に対して誰もが最初は持っている感じは、恋愛をする人が失恋を怖がるようなもの。
邱永漢さん
夫婦でサイドFIREを目指す道のりは、
当然ながら平たんではなく、でこぼこ道が予想されます。
私たち夫婦にも、
「サイドFIREはしたくてしょうがないけれども、失敗はしたくない」
という気持ちはわいてきて、上の言葉には非常に共感を覚えました。
でもうまくいかなかったことこそ、
他の方々への学びになると思い、
でこぼこ道そのままの景色を、これからもあなたにお伝えしていきます。
今日もお読みいただき、どうもありがとうございました。