今年1年を振り返る時期に『よくがんばりました。』をあなたへ

こんにちは。
夫婦でサイドFIREを目指す
「まこルーム」へ
ようこそお越しくださいました。

今日は2022年9月30日に出版された
喜多川泰さんの新刊
『よくがんばりました。』をご紹介します。 

この時期にこそ『よくがんばりました。』をおススメする理由

大人になればなるほど、
人から「よくできました」と言われることも褒められることさえも、
残念ながら少なくなる一方ではないでしょうか。

人間は自分の声を一番たくさん聞いて生きている。

『よくがんばりました。』（喜多川　泰著）

と『よくがんばりました。』の中にあります。

あなたはご自分に
どんな声をかけてあげていますか。

他の人に対しては、
励ましたり優しい言葉をかけてあげる人でも、
　　
もしかしたらご自身に対しては
なかなか頑張りを認めてあげられない人も
多いのではないでしょうか。

今年1年を振り返る時期に
「よくがんばりました」と自分に声をかけてみよう、
そんな前向きな気持ちにさせてくれる一冊が
今回ご紹介する『よくがんばりました。』です。

『器の話』が教えてくれたこと

最も心に響いたのは
お遍路さんが主人公に話してくれた『器の話』です。

グラスに水が入っている。そこに石が投げ込まれる。そうすると器が壊れて、
水が溢れてしまう。洗面器に同じ石が投げ込まれると水が溢れる。お風呂の浴槽なら
波が立つ。大きな池なら波紋が広がり、海なら何の影響も感じられないかもしれない。

やってきた状況は『望んでいない石が急に投げ込まれる』というものなんですがね、
まったく同じことが起こっても、器の大きさで、それが全てを壊してしまうほどの
大ごとになるか、何の影響もないかが決まる。要はこちら側の心の器の問題なんだ

『よくがんばりました。』（喜多川　泰著）

人と人との間で生きていく中で、
『望んでいない石が急に投げ込まれる』という状況は、
誰にでも起こりうるでしょう。

今までの自分は、
突然自分の人生に投げ込まれた石に驚き、嘆き、動揺し、
振り回されてきたように思います。

でもこの本を読んで
「要はこちら側の心の器の問題なんだ」という一文が
特に心に沁みました。

そして突然の石にも動じない
自分の器を大きくしていくことを
来年の目標の一つに掲げました。

『よくできました』ではなく『よくがんばりました』

主人公が勤める小学校に赴任してきた校長先生が、以下の挨拶と共に配ったのが、
桜の中に「よくがんばりました」と刻んであるスタンプでした。 

『よくできました』とか『もう少しがんばりましょう』というスタンプはたくさんあるのですが『よくがんばりました』というのはあまり子どもたちはもらっていないんじゃないかと思いましてね

『よくがんばりました。』（喜多川　泰著）

できたできないではなく、
そのプロセスに目を向けて

「よくがんばりました」と
自分で自分に声をかけてあげること。

ここまでの道のりを認めることで、
次への一歩が踏み出せるのだと感じました。

突然の石にも動じない、
海のような全てを包み込む大きな心の器を育てるには、

身体の健康と心の健康とのバランスが大切です。

睡眠や食事に気を配り、
マラソンなどの運動習慣で身体を健康に保つとともに、

良質な読書体験や旅行などでの人との交流により、

心への栄養も怠らないことで、
サイドFIREに向かってらせん階段を昇っていきます。

今日は
『よくがんばりました。』（喜多川　泰著）をご紹介しました。

今年1年を振り返るこの時期。
反省ばかりだけではなく、

ぜひ「よくがんばりました」と、
自分が歩んできた道のりを
認めてあげるきっかけとなればうれしいです。

今日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。